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1.はじめに
本市水道事業は、「地震に強い施設の構築と良質な飲用水の供給」を事業目標として掲げ、老朽化した施設の更新や鉛給水管解消工事等多岐にわたる事業を実施いたしておりますが、これらの事業を実施していくためには健全財政の維持が不可欠であるため、経営の効率化を推し進めることにより徹底的な経費削減に努めています。そこで、更なる経費削減の一環として、公的資金補償金免除繰上償還を実施することにより企業債利息の軽減を図ることといたしました。概要は次のとおりです。
2.公的資金補償金免除繰上償還とは
通常、地方公共団体が過去に公的機関から借り入れた起債の繰上償還を行う場合、利息は軽減されますが、償還額に応じた補償金を支払う必要があります。公的資金補償金免除繰上償還とは、補償金を支払うことなく繰上償還することができる制度です。
この制度を利用して繰上償還を行うためには、行政の簡素化等に関する計画(地方公営企業の場合は「公営企業経営健全化計画」)を策定して国の承認を受ける必要があります。当初、平成19年度から平成21年度までの臨時特例措置として実施されましたが、平成22年度においてこの期間が平成24年度まで延長されました。
本市水道事業は、平成19年度にこの制度を活用して高利率な起債の繰上償還を行い、約6,591万円の企業債利息の軽減を図ることができました。
今回も更なる利息負担の軽減を図るため、平成22年9月に公営企業経営健全化計画(延長計画)を策定し、同年12月に総務大臣及び財務大臣より承認を受け、繰上償還(平成22年度から平成24年度)を実施することといたしました。
3.繰上償還額とその効果額(平成23年4月1日現在)
本市水道事業では、平成22年度から平成24年度の3年間で、高利率で借り入れた起債の残額約7.9億円を借換債を財源として繰上償還を行います。本制度活用により、約1.5億円の企業債利息の軽減を図ることができる見込みです。
(単位:千円)
| 区 分 |
繰上償還額 |
繰上償還時期 |
償還方法(財源) |
利息軽減額 |
| 旧運用部 |
年利6.3%以上 |
213,852 |
平成23年3月 |
借換債 |
57,133 |
| 年利6%以上6.3%未満 |
128,960 |
平成24年3月 |
借換債(予定) |
27,111 |
| 年利5%以上6%未満 |
269,199 |
平成25年3月 |
借換債(予定) |
34,183 |
| 計 |
612,011 |
− |
− |
118,427 |
| 旧公庫 |
年利6%以上 |
81,194 |
平成23年3月 |
借換債 |
18,911 |
| 年利5.5%以上6%未満 |
65,159 |
平成23年9月 |
借換債(予定) |
9,090 |
| 年利5%以上5.5%未満 |
32,736 |
平成24年9月 |
借換債(予定) |
1,656 |
| 計 |
179,089 |
− |
− |
29,657 |
| 合 計 |
791,100 |
− |
− |
148,084 |
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備考 1 「旧運用部」は、旧資金運用部の略。「旧公庫」は、旧公営企業金融公庫の略。
2 平成23年9月以降の利息軽減額については、借換債の利率を2.5%で試算。
4.公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画
下記のタイトルをクリックすると、PDFファイルが別ウインドウにて展開されます。
【平成22年度分】計画期間:平成22年度から平成26年度
○公営企業経営健全化計画(延長計画)
○公営企業経営健全化計画(延長計画)(平成22年度フォローアップ分)
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